集落地理

  • 2021.09.07

集約的稲作農業・アジア式稲作農業について分かりやすく解説します

集約的稲作農業やアジア式稲作農業と呼ばれる農業区分は、日本もそれに含まれるだけあって身近なものです。しかしながら、名前からは農業の内容が判断しづらいのではないでしょうか。本記事では、ホイットルセーがこの農業区分をどのように説明しているのか概説し、現在のアジアの様子とのギャップも見ていきます。 集約的稲作農業・アジア式稲作農業のネーミング  この農業区分には、定着した呼称がありません。現行の地理B教 […]

  • 2021.08.19

屯田兵村は散村なのか

明治期に北海道の警備と開拓をするために作られたのが屯田兵村(とんでんへいそん)で、全部で37か所が作られました。高校地理では集落地理の単元で登場する有名な用語です。受験生の多くが、「屯田兵村はアメリカのタウンシップ制の影響を受けた散村」と学習するのですが、本記事では屯田兵村が散村とは言い切れないという話をしていきます。 屯田兵とは~時代的背景~  江戸時代を通して蝦夷地と呼ばれた北海道が正式に日本 […]

  • 2021.07.29
  • 2021.08.19

集村と散村の違いについて解説

高校地理で集落の単元が始まると、最初の頃に登場するのが集村と散村です。どちらも初学者にとっては初めて聞く用語でしょう。高校地理・受験地理では、集落は地形図との組み合わせで出題されることもあり、その形態的特徴をおさえておく必要があります。本記事では、集落地理の最初に学ぶであろう集村と散村の違いについて学んでいきます。 マイツェンの研究  高校地理の集落地理の分野、とくに村落地理の分野では、村落の平面 […]

  • 2020.10.25

「田園都市構想」から「大ロンドン計画」までの流れを解説します

田園都市構想と大ロンドン計画は、似ている部分も多いため、受験生が混乱する単元の一つです。また、高校の都市地理は暗記事項が多く、ロンドンの事例学習はおろそかになりがちです。本記事では、ロンドンの歴史の中で、田園都市構想から大ロンドン計画までの約50年間の部分に注目しています。  田園都市構想(1898年)     田園都市(garden city)は、文字通り緑が豊かな都市のことです。一般名詞として […]

  • 2020.09.27

ジェントリフィケーションについて事例を交えて紹介します

ジェントリフィケーションは、荒廃した都心部を再開発して、その結果として住民の構成が変化し高級化することです。高校地理の集落の分野にはカタカナ用語が多く、受験生が混乱する箇所でもあります。本記事では、ジェントリフィケーションとはそもそも何なのか、そして世界の事例を紹介します。  ジェントリフィケーションの意味    ジェントリフィケーション(gentrification)という単語を『ジーニアス英和 […]